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人材の多様性が評価されていく。イエスマンは淘汰される
コロナ渦で仕事中心の生活が一変する。テレワーク&ステイホームで、収入減少、在宅時間や週休増加、雇用不安から家庭内で世帯主依存から世帯内分担へ意識が変化する。女性が家事をすることの常識が変わるチャンスが到来してきた。女性管理職が世界で最低レベルにあった地位が浮上できる。労働人口減少から非正規女性が正規に登用する動きが始まってきた。家庭のためにキャリアを犠牲にしてきた女性活躍の時代の到来である。一方、偏見や実力を伴わない一部の男性社員は残念ながら、非正規の道へと進んでいく。その波に飲み込まれないように、自分の能力のブラッシュアップは不可避となり、自己投資せず、平凡にいられる時代は過ぎたと考えて準備をしなければならない。しかし、悲観することはなく、男性は女性に比べていままでに多くの経験値がある、百聞は一見に如かず、その経験をいかすもころすも自ら次第である
外部有能人材の争奪戦が始まる
現職アメリカ大統領が選挙で敗北した。自国および自分第一主義の思想に暴走しすぎた資本主義に警鐘が鳴り始めたように映った。マイノリティと呼ばれる少数派や立場の弱い人、社会的弱者の意見を排除や重要視しない多様性より限られた強者の独断で進められてきたシステムに不具合が出てきた。企業においても、従業員はもとより幹部からも反対意見が出にくい雰囲気があり、反対意見をもち唱えれば、責任がコミットされ、かえって厳しい立場に追いやられていく。社内で社長以外は上司がおり、悪者にならずリスクを追わない社内営業の習得度は皮肉だがあがった。上司、クライアントの意見は絶対で、報復人事がまかり通る。会社のためとは詭弁で、いつまでたっても上を向いて歩かざるを得なくなっている。その分疑問を持ち得ないし鋭い発想をも喪失しており、経営幹部になった時に俯瞰的な思考が不足する。多様性やダイバーシティを認める組織運営の舵取りはさらにハードルはあがる。そのような流れから社内の有望な人材選別が行われた後は有能な外部人材の争奪戦が行われていくことが予想され、近年、一部の大企業で、過去に転職や出産など、円満退職者の再雇用の流れも起きているのはその布石であり、20年前にはない動きである。いかに有能人材が不足しているかが見てとれる