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2022-06-10 15:00:00

ハラスメントの常態化はなかなか変われない

議員による記者に対するセクハラ問題が最近取り上げられている。以前からも類似のケースが再三問題になり、追及されるも別の議員で再発する。一体何度繰り返されるのであろうかとうんざりされている方も多いのではないだろうか。これは何も与党だけの問題ではない。問題発覚後、説明責任のつもりか「捜査に差し支えがあるとか確認中であるなど」で、当事者からは詳細を開示する姿勢は微塵もないことが多い。そして嵐が過ぎるのを待つ。風化されていき、同様の再発時にケーススタディとしてあがる程度で、学習効果はなく解決策は出ていないためふたたび再発することになる。情報開示により、社会から強い追及は受けるも、時代に合致した法律改正やガイドラインなどが生まれるきっかけになる。企業でも同様の事例はあるが、競争が激しく、社会的な制裁が企業活動の致命傷になるため、長年隠蔽したケースは記憶にあろう。明るみになるのは悪質で犠牲者が伴うこともあるニュース性が高い案件ではないだろうか。競争社会のうねりの中、勝負の勝ち負けや成果至上主義が重要視されてきた負の遺産である。子供教育に投資をするのも大事だが、大人教育も偏りすぎていないか。仕事以外の引き出しをせめて中高年になったら、見つける時間的余裕を持ちたいものである。さもなくば会社生活が終焉したあとに燃え尽き症候群がやってくることも。生きがいをもって健康寿命を延ばすことが今後の日本の諸問題を解決する一助になると信じている

2022-05-25 08:00:00

探究する自主的行動人材を育む

高校の必修科目に「探究」が加わることになっているようだ。私見であるが、『なぜ?なぜ?』と疑問から本質まで深く追究し、究めて自分の納得する答えにたどりつくことをイメージした。現場では授業進行を模索していたりすることもあるようだが、VUCA時代に従来型教育のミスマッチやひずみが生じていることも教育指導改善の一因といえよう。知識や技能などを受動的に習得するだけでは社会人になった際に、指示待ち人材が生まれやすく、社会で研修をしても長年染み付いた行動、思考パターンを容易に変更はできない。新社会人時代によく『学んでないから出来ません』と平気で言う同僚を思い出す。自らが考え、決断し、自主的に行動する人材が枯渇している。その他人間力やコミュニケーション力、知識より知恵、論理より感性、左脳思考より右脳思考という従来型教育では軽視されがちな能力も保有したほうが役にたつこともある。繰り返しになるかもしれないが、『とりあえずビール』や『ぼくも同じもの』と飲食店オーダー時の発言から変えてみてはどうだろうか

2022-05-07 10:00:00

学生スポーツ界の結果至上主義暴走に疑問の声も

従来からもたびたび指導者による極度の結果主義は問題にあがるがあとをたたない。今回もサッカー強豪校の暴行が話題にのぼる。背景の指導者によるパワハラおよび保身のための被害者演出に非難が集まる。少しでも責任逃れをしたいという心の弱さが露呈。確かに多くの人がそのような一面を持つが、学生を教育指導する立場の人は特に影響力があるため、反響は大きい。スポーツは勝ち負けがあり、結果は表れる。負けて悔しさを次への勝利につなげ、自分の壁を打ち破るなど精神力向上効果はあるが、勝つこと以外価値がないなど極度の指導が行われることがある。問題はそのような思考回路が染み付き、後輩にもうけつがれやすい。テクニックよりも精神力ばかり強調する上司の指導方法に疑問を持つ社会人も意外と多い。退職理由の中には一定数存在するものとみられる。VUCA時代で多様性を求められるなか、指導方法をこの機会に職場で話しあってはどうだろうか

2022-04-30 11:00:00

どうして総論賛成各論反対になる!?

以前と同様のテーマ『総論賛成各論反対』。繰り返しになるが近隣建設工事に伴う地域住民説明会はよくテレビなどで見たことはあるだろう。中でも反対意見を主張する代表住民。場合により自分たちの住環境が侵害されるので、真剣に考え意見をぶつける。なにか説明会主催サイドと参加住民の間に温度差を感じないだろうか。コミュニケーション不足や信頼感をあげる人もあるが、それだけではない。説明サイドが『正式な行政手続きはクリアしており、自分の敷地は自分たちがどう使おうといいだろう。国なら内政干渉の類い』で、そもそも社内や組織内で決定されたことであり、変更の余地は少ないことが前提。だだ、近隣への理解を経たプロセスのために、事務的に行っているように映る。変更や改善を求める住民に対し、決定事項の報告ステップという温度差があり、いくら議論をしても溝は埋まらない。大げさに言えば、生命を侵害される『自分ごと』の住民に対して、仕事の一部で業務命令として遂行する『他人ごと』にあるのではないだろうか。意志決定スピードアップの『総論賛成各論反対』には時に大問題に発展することもあるため、社員といえども責任が発生することもある。受け身ではなく自発的に世の中の流れを感じとる感性は社員にもますます必要となろう

2021-08-27 19:20:00

テレワークでマネジメントも変化する

学生による起業も珍しくなくなった。学生時代に人前で話をすることに抵抗がないひとたちは20年前に比べてあきらかに増えている。個人的に会社員時代、社長や役員に研究や課題テーマ、来季の事業プランなど他の人に比べてプレゼンする機会は多かった。会社員だけでなく、商売人でも顧客や金融機関などに説明することはある。テレワークが増え、相手の表情をとらえにくくなり、アドリブ力が減退することに懸念をもつ。世の中思いどおりにいかないことも多く、その場で意見を変更し、忖度を身につける。特に上司との関係は従来対面では説き伏せるシーンはみられたが、オンラインではさらにパワーを使うため、指示待ち社員が増えないことを望む。マネジメントが難しい時代がやってきた

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2023.06.03 Saturday