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五輪選手から学ぶ
具体的な内容は省略するが、あるテレビ放送で事実と異なる不適切表現をおこなった。取材内容の裏付けを行わず、放送をおこなったようである。上司への報告もせず、現場で自分なりに脚色していた。従来から企業において類似案件は大なり小なりあることで決して珍しいことではない。問題はメディアという事実を可能な限り忠実に伝える役割のある場面で行われたこととみている。報連相やコミュニケ―ション不足から起こるトラブルは組織が大きくなればなるほど脆弱になるのはある意味仕方がない。いくらITが進もうとニュアンスや思いをすべて伝えることは不可能であり、大きくなれば伝言ゲームのようにおのずとずれは生じるのである。長年時間的な制約の中、業務を携わってきたプロが取材の裏付けということを忘れることがあり得るだろうか。それより上司にも伝えなかった一連の事象に至った動機に興味がわく。あなたはこのニュースをどのように感じましたか?現代は多くの情報を得られることはできるが疑問を持つことが少なくなってきたように思える。いつもコメンテーターやインフルエンサーなどのコメントを自分の意見として安易にとりいれていないだろうか。考える訓練を放棄し、コピペばかり習慣化していると、いざ自らが判断をするときに先入観が支配したりついつい身近な他人の意見を取り入れたり楽な道を選択することになりがち。効率化ばかりを追い求めていると無意識にそのような思考になるのではないかと感じる。例えば同僚などと飲食をしたときに、いつも「僕も同じものを」と自分の食べるものまで自らの意見を放棄していないか。テレビを見ていて自分をたえず向上させようと効率ばかりを求めず努力を重ね、周囲とのチームワークを重んじる五輪代表選手には一般人より備わっている何かがあるように映り学ぶことは多いものである
五輪閉会後には地域差がさらに鮮明になっていく!?
五輪が閉会した。日本は過去最多の総メダル数や金メダル数を獲得した。アスリートにとっては開催に対して国内外からの批判のなか、複雑だが内心は舞台が用意されたのは感謝の気持ちをもつ人も多かったのではないだろうか。ある意味国際的にもアスリートファーストを印象づけたかもしれない。観戦サイドでは元気や勇気、世界との調和も感じ取れた。しかしながら、首都圏中心の感染爆発により、医療崩壊寸前であり、国内外移動自粛は続き、換気が悪くなる冬場の時期に徐々に近づく。首都圏は来春までさらに復活が遅れることも想定され、国内最大経済圏ダメージは甚大となる。首都圏に比べ若干緊急性が低い関西圏が年末までにはワクチン投与と相まって事業再開にわずかな期待を寄せる。関西がいち早く復活できるかが日本再生のカギになるのではないかとみている。自治体独自の感染対策や支援によっては首都圏より半年以上前に復活することもゼロではない。一丸となって通常経済への道を五輪アスリートに見習って前を向いて頑張っていきたいものである
五輪効果が徐々にでてくる!?
開催前の不評に反して、五輪の意外な現象が起こっている。開会式の視聴率がなんと55%超え、計算上7000万人が視聴したことに。柔道の兄弟同日史上初や卓球混合で日本初で最強中国の元金メダリスト同士が組む最強ペアを逆転勝利といづれも金メダル快挙を成し遂げた。その他にもメダルラッシュが起こっており、コロナ拡大が揉み消されるほどの盛り上がりが起きている。テレビに釘付けになり、自然とステイホームが起きてくるかもしれない。アスリートコメントから開催の感謝の弁が多く聞かれ本心がみてとれる。スポーツが国内の暗いムードをかきけして、経済回復の起爆剤になる。五輪ムードが日本をかえる。五輪反対派の意見がトーンダウンしたりメディアでの露出機会を奪われ、五輪終了後の経済復活という前向きな議論がさらに出でてくれば、アフターコロナの日本は明るくなる。できない揚げ足をとったり、批判ばかりするのは控え、前をむいた行動をすれば戦後復興してきた日本ならやれる、そんなムーブメントが国内いたるところでおこれば、復活する日ははやいかもしれない
ついに五輪開催された
世界中でも過半数の人による開催中止の声が多い中、五輪が始まった。開会式当日も近隣で反対意見を唱える動きもあるほど、国内外で賛否が別れる中、スポーツの祭りはスタートした。東京でも厳しい感染状況のなか対策はハードルがあがる。テレビで開会式の各国パレードをみていて、少し印象は変わらなかっただろうか。行進する多くのアスリートからの笑顔を見て、努力した姿を見たいと感じた。すでに一年延期でも大変なのに、中止すれば闘争するモチベーション持続はもたず、引退するアスリートもでるだろう。医療従事者への多大なる負担は承知しながらも、世界中にコロナに打ち勝つきっかけをつくり、互いを認め合う五輪の理念を感じた。平和への貢献をアピールでき開会式も日本らしい演出もあり、エンタメの力も再認識した。始まったからには悔いの残らないように熱き闘志のぶつかり合いがみられることを楽しみにしている人は増えるだろう。開催前とは異なり、開会式を称賛する声も世界の一部で早くも聞かれる。またビジネスの不安を払拭していくきっかけになっていくよう願うばかりである。頭で考えるより実際に行動した結果得られる予想外の景色があり、あらためて頭でっかちにはならないようにしていきたいと感じた