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2020-11-01 09:00:00
Noと言いづらくなっている
昔、Noと言えない日本人という類のテーマが話題になった。組織内で、理不尽だと感じることを上司から言われても、できませんややってみますが言えず、やりますとコミットしている本心とは別の組織人としての自分がいる。そもそも会社の求める目標数値に具体的な設定の根拠を説明され納得した話し合いがされているのか?大変な顧客や業務を担当していることを理解し加味して評価をもらえているのか?など不満を持つ未達成の人間のやる気を起こさせるというよりさらに追い込みがかかる。育てるという発想はなくなってきており、評価をクリアしてついてくるものだけ残していくというジョブ型雇用の土壌は培われてきた。未達成の人間も貢献できていないことはわかっている。遠慮なく降格や減給と引き換えに、利益重視で目標売上数値を下げ達成感や成功体験を与えるような教育を遠回りでもやるべきではないか。有能な人材不足の中、大企業と同様のジョブ型雇用が成立するのか甚だ疑問であり、中小企業や小規模組織は違う道を歩むべきではないか。自主性が生まれなければ疲弊をして結果大きな痛手を受ける。人材の定着を望むなら、コロナ渦で、実現性は後にしてまずはゼロベースで、社内システムの問題点をあげてもよいのではないか