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2020-12-28 09:00:00
社風はなぜ変わらないのか
越後の戦国武将上杉謙信が私利私欲を捨て義を重んじたことは有名ですが、家訓のひとつに『心に自慢なきときは人の善を知り。。』とある。プライドや自惚れが強いひとには、人の長所や良いところが見えないため、周囲を見下す意識が働き警鐘を鳴らす。エリートやトップセールスマンには当てはまることが多い。企業の幹部抜てきに実績定量的な評価重視、部下からの評価や人間性など定性的な評価はウェイトが低くなりがちで企業不祥事など危機的な事態が起こらない限り、類似人材の組織構成が続く傾向がみられる。異質な人材が抜てきされないのも自身を否定するような無意識な感性が働くのではないか。社風が変わらないのはここに原因の一端があるとみられる