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2021-01-02 15:00:00
総論賛成各論反対がなぜ多い
なぜおこる、あるいはなぜなくならない。住民説明会でよく聞くことば『総論賛成各論反対』。企業内においても上司からの方針説明で一度は経験するだろう。米国流会議ではノットアグリーバットコミットメントという考えがある。決定事項には反対するが、業務として実行完遂を約束するという契約社会を反映する。ただし、前提があり、決定までのプロセスで関係者間で充分議論を尽くす努力を行っている。戦国時代の作戦会議が近いかもしれない。日本では、決定に至るまでに、会社サイドの上層部だけで決め、雇用サイドのメンバーが参加していないことが原因と言われるが、その雇用サイドが言われたとおりの業務に奔走し、考えたり疑問を持つ訓練を行ってきておらず、会議で意見をかわすことができるかなど、日本風意思決定システムにはまだまだ改善の余地はある