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2021-01-13 09:30:00
迷ったとき、人間は感情や感覚、感性で動く
コロナ緊急事態宣言のもと、人出が思うように減少せず、連日議論を呼んでいる。『不要不急の外出を控える』と連呼されるが、個人的には『不要不急』っていう抽象的な表現に違和感を覚え、短時間のニュース報道の中で個人向けと仕事向けがあいまいで、具体的な行動イメージが各人各企業によって異なるのではないかと思う。特に仕事向けでは飲食店や観光業が多く報道され、それ以外の業界のイメージが湧かないことも伝わらない原因かもしれない。飲食業や観光業に携わらない自らには何か危機感の温度差が感じるのは自らの理解力の問題だけだろうか?自らの具体的な行動の正解が複数存在し釈然としない。例えば仕事向けにおいては人員7割減を目標にしたテレワーク体制でのやむを得ない出勤や顧客対応上必要な出勤はいいが、社内会議などオンラインでできない会議の出勤は4名までにするなど、期待する具体的な行動基準があり、企業任せ、個人任せの範囲を絞り込み、目安になるものが足りないのかもしれない。国民に行動制限をする最後の機会において個人の制約はある程度理解を示すと思う。トップのリーダーシップが望まれるし、耳障りの良い言葉より感性や感覚に訴え、熱い魂のこもった自分なりに翻訳したメッセージに共感し、行動に影響を与えるのではないか。緊急事態下の企業改革においても、再三主張する感性が優先されるのは同様ではないかと思う。そもそも人間は感情の生き物であることをもう一度再確認してみるべきである