最新の投稿
2022-05-07 10:00:00
学生スポーツ界の結果至上主義暴走に疑問の声も
従来からもたびたび指導者による極度の結果主義は問題にあがるがあとをたたない。今回もサッカー強豪校の暴行が話題にのぼる。背景の指導者によるパワハラおよび保身のための被害者演出に非難が集まる。少しでも責任逃れをしたいという心の弱さが露呈。確かに多くの人がそのような一面を持つが、学生を教育指導する立場の人は特に影響力があるため、反響は大きい。スポーツは勝ち負けがあり、結果は表れる。負けて悔しさを次への勝利につなげ、自分の壁を打ち破るなど精神力向上効果はあるが、勝つこと以外価値がないなど極度の指導が行われることがある。問題はそのような思考回路が染み付き、後輩にもうけつがれやすい。テクニックよりも精神力ばかり強調する上司の指導方法に疑問を持つ社会人も意外と多い。退職理由の中には一定数存在するものとみられる。VUCA時代で多様性を求められるなか、指導方法をこの機会に職場で話しあってはどうだろうか